ＵＨＡ味覚糖が福島工場敷地内（福島県白河市）に新棟建設へ　グミ需要拡大を受け輸出力強化

大手菓子メーカーＵＨＡ味覚糖（大阪府）は、福島県白河市の県営工業団地「工業の森・新白河Ｃ工区」にある福島工場敷地内に新棟を建設する。２４日、同社への取材で分かった。
近年のグミ需要拡大を受け、生産能力を高め、輸出力を強化する。詳細は未定だが、地元からの雇用を計画している。今年１０月に着工し、２０２７（令和９）年春ごろの稼働を目指す。
福島工場は国内で２番目に大きく、主力工場に位置付けられている。主力商品「忍者めし」や「コロロ」などの生産を予定。同社によると、新棟建設により生産量が６割増える見込み。新工場の延べ床面積は８７００平方メートルで、約７０億円を投じる。