福島市　「文化芸術栄誉賞」新設　三浦氏（ＭＦＪ理事長）が初代受賞

福島市は、市の文化芸術の振興に尽力した個人や団体をたたえる「市文化芸術栄誉賞」を新設する。初代受賞者に、米国で日本の音楽を紹介する団体「ミュージック・フロム・ジャパン（ＭＦＪ）」の理事長・芸術監督の三浦尚之さん（福島学院大名誉教授）が選ばれる。授与式は１７日、市役所で行われる。■音楽文化普及
貢献たたえる
１７日授与式
三浦さんはこれまで、市内でＭＦＪの福島公演や児童を対象とした雅楽教室を開き、地域への音楽文化普及に貢献した。
市音楽文化総合アドバイザーを２００１（平成１３）年度から２０２４（令和６）年度まで務め、市の音楽事業やふくしん夢の音楽堂（市音楽堂）の運営に関して指導・助言してきた。今年度、市ゆかりのプロ奏者でつくる「古関裕而のまち『ふくしまチェンバー・オーケストラ』」の芸術監督に委嘱された。