福島便り
会津大発ベンチャーの「inf.(インフ)」は20日午後6時30分から、福島県会津若松市の會津稽古堂で生成AI(人工知能)に関する講演会を開く。コンピュータ理工学を最前線で学ぶ現役の会津大生が、近年目覚ましい発展を遂げるAIの基礎的な知識をはじめ、文章・画像・音声・動画などの生成アプリを紹介する。
インフは2023(令和5)年3月、安達高出身の石川達也さん(コンピュータ理工学部4年)が創業した。情報教育の教材作成や授業・講演を手掛けている。
今回の講演では生成AIとは何か、生成AIの最新の動向、教育現場や働く現場でどのように活用できるかなどを学ぶ。対話型生成AI「チャットGPT」などのアプリやソフトを中心に、文章・画像・音声・動画の生成方法を紹介する。同社のアシス・シュレスタさん(同大コンピュータ理工学部2年)が講師を務める。
参加料は一般500円(税込み)、大学生以下は無料。定員50人で事前申し込みを受け付ける。当日の参加も可能。
同社のシュレスタさん、取締役の大内健一さん、学校教育部門長の遠藤真生さんは「AIを使ったことのない人の参加も大歓迎。最先端の技術とどう向き合うか、一緒に考えてもらいたい」と参加を呼びかけている。(会津版)