福島便り
福島県郡山市の夏を彩る「第61回郡山うねめまつり」のメイン行事・うねめ踊り流し(8月8、9両日)の参加者を増やすため、実行委員会は10人以下などの少人数グループや個人での参加を広く呼びかける。企画部会を8日、市内の郡山商工会議所会館で開き、関連事業を確認した。
例年、大人数で編成する企業、行政などに加え、市内とこおりやま広域圏の学校、団体、サークル、留学生などに少人数での参加を依頼する。特に参加者が比較的少ない最終日の9日を提案し、20団体程度の増加を目指す。踊り流しコンクールの表彰に「小規模団体賞」(仮称)を新設する。
踊り流しの隊列内には一般参加枠を設け、個人参加を募る。5月下旬から申し込みを受け付け、当日の飛び入りも可能とする。
会場となるJR駅前大通り中央のエンディングステージに加え、大通り西端にサブステージを設置する。踊り流しとエンディングテーマ「采女(うねめ)ドンドコ」の盛り上がりを会場全体に波及させる。
実行委は28日に市内のホテルハマツで開かれる、ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)「全国宣伝販売促進会議」や大阪・関西万博、JR大宮駅などで、まつりをPRする。(郡山版)